愛知県豊田市視察
7月29日に視察した愛知県豊田市にある渡刈クリーンセンター(ごみ処理施設)についてです。
画像はごみ収集車(ちなみにごみ収集は全て市直営)がごみを運び込むプラットホームです。8つの投入口のうち1つが一般用で転落防止対応がしてあります。
平成15年に、この施設建設について8社による指名競争入札が行われました。予算では200億円を見込んでいましたが、落札価格は109億4100万円、3社が失格という結果でした。説明してくれた職員も「当時はメーカーも実績を作りたかったんでしょうし、現在は鉄などの価格が上がっているから、この価格じゃ出来ないと思います。」
この施設のごみ処理方式は流動床式熱分解ガス化溶融方式ですが、安全性や補修費がかさむ問題が明らかになっています。以下は平成20年3月27日(木曜日)に開かれた第169回国会 環境委員会での岡崎トミ子氏の発言からです。
「このガス化溶融炉は、ダイオキシン対策として一時設置が義務化されたもので、全国に普及したわけですが、時事通信社の調査で、ガス化溶融炉の補修費の負担が増加して、運営する自治体の約六割が想定を超える負担だとして今後の負担を心配していることが分かりました。昨年の暮れに報道されたことでございます。全国五十七か所のガス化溶融炉のうち三十六か所の補修費が想定を超えたというものでありまして、二〇〇六年度の補修費は約四十四億三千二百万円掛かったということでありました。
基準値を超えるダイオキシンが検出されるなどのトラブルがあったことも紹介されておりまして、基本的な課題をクリアしないまま実機に移してしまった技術もあったと、そこで影響が出始めているというのが日本環境衛生センターの理事の発言でもございます。」
著作権の関係で載せることができませんが、時事通信社の調査結果についてはもっと詳しい内容のサイトもあります。
平成19年3月に竣工したこの施設、9月に初めての決算議会を控えています。そこで、以前の施設と比較した維持管理費について議会で突っ込まれそうなんで、具体的な説明はチョット・・・ということでした。
三条市の場合は施設建設費と約20年間の運営費がセットでいくら¥になっています。施設・設備の老朽化、劣化に起因するリスクは民間が負うことになっているので、炉のメーカーが安く仕事を取って、後から関連会社が高めの維持管理費で回収するというこれまでのやり方は通用しないかもしれません。
![]() |
ご意見/ご感想はこちらまで |
| 固定リンク



コメント